ペットの健康志向が強まる中で、ペット用のサプリメントの開発も進んでいます。しかしながら、本当に犬にサプリメントが必要なのでしょうか。
総合栄養食のドッグフードは、タンパク質やミネラル、ビタミンなど栄養バランスを考えて作られたもの。基本的には、サプリメントなしでも十分長生きできると考えられます。
したがって、健康維持というよりは、何か持病を持っていたり体調がすぐれないときにサプリメントを与えるという考え方が一般的です。
今回はそれぞれ成分の効果とおすすめのサプリメントをご紹介します。
犬のサプリメントには、不足しがちな栄養素を補うもの、病気の予防や治療を目的としたものなど様々なタイプのものが販売されています。
まずは、チワワやゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバーなどその体質や体型から関節炎を起こしやすいワンちゃんに摂取してほしいサプリメントをご紹介します。
また、関節痛は軟骨のすり減りなどが原因で、犬種に限らず年齢を重ねることでも起きやすくなります。
犬の軟骨強化をサポートするサプリメント。骨を作るカルシウムの代謝にも大きく影響します。グルコサミンとコンドロイチンは同時に摂取することで相乗効果が得られます。
獣医師が認めた犬用間接サプリメント「毎日散歩」。筋肉成分と軟骨成分の独自配合による愛犬のきびきびとした走りをサポートします。
関節有効成分は「イミダゾールペプチド」「グルコサミン」「Ⅱ型コラーゲン」 「プロテオグリカン」「コンドロイチン」の5種類を配合、さらにビタミンDも配合。
無香料・無着色・保存料なし・化学調味なしなので、安心して与え続けられます。現在、お試し半額キャンペーン中なのでぜひチェックしてみてください。
「毎日散歩」は公式ショッピングモールからも購入可能です。
内臓機能もワンちゃんの健康を支えるうえでとても大切な働きになります。軟便や吐き戻しなどに加え、食欲不振なども内臓機能の低下が原因の一つだといわれています。
「食欲がない」「うんちがゆるゆる」など主に胃腸が弱いワンちゃん向けのサプリメント。乳酸菌で体内環境を整え、お腹の調子を安定させます。最近では、乳酸菌に酵素や抗酸化成分をプラスしているものが増えています。
「毎日爽快」は公式ショッピングモールでの購入も可能です。
ペットの寿命が伸びていることに伴い、ペットの高齢化の時代になり心臓病も増加している傾向にあります。犬ではがんに次いで2番目に多い病気だともいわれています。
また、若い子でもキャバリア、マルチーズ、チワワ、ポメラニアン、シーズーなど心臓病の中でも多い僧帽弁閉鎖不全症という病気を発症しやすいと言われています。
現時点で心臓病を発症していなくても、これから発症する確率を下げるための予防としてサプリメントが役立ちます。
「お散歩に行ってもすぐに疲れてしまう」「愛犬の年齢を感じるようになった」というときにおすすめなのがこのコエンザイムQ10です。
もともとすべての細胞に存在する成分であり、生きるために必要なエネルギーを作り、強い抗酸化パワーを発揮します。年齢とともに減少する性質を持ちます。
「毎日健心 コエンザイムQ10&フランス海岸松」は、還元型コエンザイムQ10、フランス海岸松、L-カルニチン、L-シトルリン、ルンブルクス《ミミズ乾燥粉末》、ゴマエキス、タウリン抽出物の7種類の成分を1粒に凝縮した獣医師推奨の犬用サプリメントです。
特に何か目立った症状はなくても、「疲れやすい」「食欲がなくなった」「呼吸がはやい」「下の色が青白っぽい」
などの老化現象がみられるワンちゃんに一度試してみてください。
「毎日健心」は公式ショッピングモールでの購入も可能です。
犬も人間と同じように年を取ると認知症にかかることがあります。
「ご飯を食べたことを忘れ何度も欲しがる」「生活が昼夜逆転し夜中に急に吠え出す」「同じところをくるくると歩き回る」「飼い主の呼びかけに対する反応が遅くなる」などが主な症状です。
認知症を完治させることは難しいですが、一時的に回復させたり症状の悪化のスピードを遅らせることは可能です。
販売されているサプリメントでも「呼びかけに反応してくれるようになった」という口コミがあるので、悩んでいる飼い主さんがいれば一度ぜひ試していただきたいと思います。
マグロやカツオなどの青魚に多く含まれる成分で、オメガ3脂肪酸と呼ばれる必須脂肪酸です。体内で生成することができないため、サプリメントを使用が役立ちます。
DHA&EPAは、摂取を続けることで血液を正常な状態に保ち、記憶力向上や意志の表現など脳の健康維持をサポートすることが分かっています。
「毎日一緒」はDHA・EPAの他、亜麻仁油、フェラル酸、ビタミンE、イチョウ葉エキス、ビタミンB12などシニア犬サポートが期待できる栄養成分を7種類配合しています。
同じシリーズの他のサプリメントに比べ口コミの評価が高く、効果を実感した飼い主さんが多くいるのが特徴です。(口コミは下の楽天ページから確認できます。)
老化防止としての摂取に加えて、すでに認知症があるわんちゃんにもおすすめのサプリメントです。
「毎日一緒」は公式ショッピングモールからも購入可能です。
上記のサプリメント以外にも、ビタミンC、オメガ3脂肪酸、カルシウムなど、数えきれないほど販売されています。
犬用サプリメントは人間用と同じで、摂取したから持病が治るというものではなく、持病に効果があるとされる成分を補給するものという位置づけです。
人間用のサプリメントを犬に与えてもいいの?
犬に人間用サプリメントを与えることは基本的にはOKです。人間用は、犬用のものより基準が厳しいため、より安心できるというメリットがあります。
しかし、成分によってはワンちゃんに合わないことも考えられるので、成分チェックは忘れずに行ってください。1日に必要な摂取量、過剰摂取によって生じる副作用なども調べておくと安心です。
最初にお話ししたように、総合栄養食のドッグフードを与えているのであれば、サプリメントでの栄養補給は必要ありませんが、ビタミンCに関しては意外ととれていないことが多いので個体によっては有効に働くことがあります。
ビタミンCの主な効果は、免疫力の維持。細菌の感染症などを予防します。犬にはビタミンCを生成する力が備わっていますが、老化やストレスでその力が弱まるため、普段からビタミンCを十分に与えられてないなと感じる場合はサプリでの供給をおすすめします。
高齢で元気がなくなってきたという場合には、ビタミンEサプリメントが適しています。ビタミンEは、心臓や循環システムの機能を高める効果があることで知られています。また、天然の老化防止剤ともいわれ老化のスピードを緩める性質があることが分かっています。