今、愛犬用の手作りドッグフード教室が人気を集めています。中国産ドッグフード事件のこともあり、市販されているドッグフードへの不信感の高まりも一つの原因とされています。
とはいえ、愛犬のために一からドッグフードを手作りするのは大変。最適な栄養バランスを見極めるのも難しいですし、関連書籍の出版量も人間の食事法より少ないですしね。
少しお金はかかりますが、手作りドッグフード教室に通うのもおすすめです。
一般社団法人ペットフード協会で興味深い調査が行われています。下の表は、犬の平均寿命の推移。
約40年前 | 2022年 |
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7.5歳 | 14.7歳 |
ここ40年で犬の寿命は、倍近くも延びていますが、主な原因はペットフードの変化だといわれています。飼い主の犬に対する健康志向が進んだことによりペットフードも体に良いものが作られ、犬の寿命が延びたと推測できます。
また、犬用のジムやプールなどの運動施設が増加していることも影響しています。今まで運動量が少なかった犬種でも運動できる機会が増え、より健康的な生活を送れるようになったということですね。
現在、飼い犬の年齢は、7歳以上が全体の53%を占めています。犬が老犬とされる年齢が7歳なので、半分以上の方が老犬とともに生活していることになります。その中で、10歳以上の高齢犬の割合は、20%にのぼります。
10歳以上となるともちろんドッグフードのことも大切ですが、介護が必要になることも多いため、食事の他介護への心得も習得する必要があります。
このように、犬の平均寿命が伸びてきた背景には、飼い主の意識の変化も大きく影響しています。ドッグフードの種類や犬の運動施設が増えるということは、それだけ飼い主からの需要があるということ。
都内の有名料理教室のアンケートでは、毎日手作りフードを与えているという人は23%、週に2~3回の人と合わせると36%以上にもなります。
ドッグフードを手作りに変えたきっかけは人それぞれですが、アレルギー性の皮膚炎や涙やけ(流涙症)がなかなか治らないということから始めた人が多いようです。
どちらも、食事を変えることで治る可能性が高いとされているため、手作りドッグフードは効果的だといえます。
料理教室では、犬にとって大切な栄養の他に、オシャレに作れるレシピも学ぶことができます。
犬にとってオシャレがそこまで大事なのかはわかりませんが、作り手としても飽きずに続けられるというメリットがあります。写真に撮ってSNSにあげるのも良いですね。
料理教室によっては、クリスマスやバレンタインなどのイベントには、可愛いデコレーション法を提供してくれるところもあります。誕生日のお祝いケーキなどもテンションが上がりますね。
料理教室では、ちょっとした食材を使うことで華やかに見せる裏ワザなども学ぶことができます。
犬のごはんを手作りすることは時間の面でもなかなか大変なことではありますが、少しでも気になっているのであれば、まずは1度作ってみてはいかがでしょうか。
ドッグフードを一から自作するのは大変ですので、初めての方はベースとなる食材に野菜などを追加する方法をおすすめします。
最後に、人気の手作りドッグフード料理教室をご紹介します。
エキスパートオーガニック料理ソムリエによる愛犬のための無添加ごはんレシピが学べるZOOM料理教室。受講時間は4時間とやや長いですが、オーガニック料理の基礎や秘訣、レシピ内容など詳しく学ぶことができます。
「入門クラス」「犬の食事専門家認定コース」「単発コース」から選べる手作り料理教室。今後自分でも手作り料理を作れるようになるために、栄養バランスや、注意する食材など様々な知識を得られるようになっています。
開催される場所は主に都内で、参加者の住所によって変わります。