現在ではドッグフードの改善が進み、病気の症状や犬種、年齢などに合わせたものが多く販売されていますが、今回は目的別ではなくフードの状態や品質ごとの種類についてご紹介していきたいと思います。

 

品質別に見たドッグフードの種類

 

コストが低く抑えられるということでいまだに質の悪いものが流通していることもあるので、特にスーパーなどで売られている価格の安いものを購入する場合は、購入前にパッケージ裏を細かくチェックすることをおすすめします。

 

レギュラードッグフード

 

スーパーマーケットや量販店、コンビニエンスストアで販売されている一般的なドッグフードのこと。

 

「総合栄養食品」と表示しているものでも、それだけを与え続けると健康に問題が生じる場合もあります。

 

一概には言えませんが、中国産のものはワンちゃんが死んでしまうという事件もあったので、いくら価格が安いといっても与え続けるのはおすすめできません。

 

プレミアムドッグフード

 

高品質のドッグフードで、栄養のバランスがとれているもの。価格が高いということもあり、市場への流通数はそれほど多くありません。

 

おすすめのドッグフードとしてご紹介しているものは、このプレミアムドッグフードに該当します。


フードの状態別で見たドッグフードの違い

次に、販売されているドッグフードの状態別に見た種類をご紹介します。

 

犬の好み

minami

 

犬の好みでいろいろと試してみるのもおすすめです。

ドライフード

 

いちばん流通量が多いのがこのドライフード。カリカリと食べられるフードで、水分は10%以下の乾燥状態で硬いのが特徴です。

 

小型犬は食べるのに時間がかかってしまいますが、歯の病気を予防する効果があります。

 

酸化防止のため脂肪は少なめになっています。とはいえ、まとめ買いは保存期間に酸化する可能性があるので、できる限りこまめな購入がいいと思います。特に粗悪品には注意が必要です。

 

メリット デメリット
  • 常温保存が可能
  • 歯の病気を予防
  • 商品によって犬の嗜好性にばらつきがある

 

ドライフードは歯石がつきにくいとされていますが、最近では関係ないという研究結果も出ています。

 

モイストフード、セミモイストフード

 

水分量約20~30%のドッグフード。サイコロ状や筒状になっているものが多く販売されています。ドライフードより水分が多いですが、程よい硬さを持つのが特徴です。

 

メリット デメリット
  • ウェットフードより保存期間が長い
  • ドライフードより犬の嗜好性が高い
  • 水分が含まれているためドライフードよりも添加物の量が多い

 

ウエットフード

 

缶詰やレトルトになって販売されているドッグフード。栄養バランスより嗜好性重視というところがあるので、ウェットフードを与えるときは、その他のフードとミックスするのがおすすめです。

 

最近では、手作り用のウェットフードの販売も増えてきています。

 

メリット デメリット
  • 未開封であれば保存期間が長くまとめ買いしやすい
  • 犬の嗜好性が高い
  • 開封後は保存できない
  • 栄養バランスがよくない
  • カロリーが高い
  • 噛む力が弱くなる

 

それぞれメリットデメリットがあるので、比較しながらワンちゃんに合わせて最適なドッグフードを選んであげるといいですね。

 

国産フードと輸入品フードについては別の記事でまとめていますので気になる方はぜひチェックしてみてください。